2008年01月16日

白い道〜思い降り積もる温もり〜

なぜだろう
この雪が暖かいのは

歩いてきた
思いのかけらが
降り積もってきたから?

白い道は
ここで分かれ道
違う道を
これから歩く

重ねた足跡は
ここから分かれるけど
積み重なった雪の暖かさは 同じ

白い道は
ここで分かれ道
でもいつか
また会えるかもしれない

だから

さよならは 言わない

一緒に付けた足跡を
記憶の底に刻み付けて

別々の白い道を
歩いていこう

さよならは 言わない

またいつか
同じ足跡を見つけたなら

そのときは思い切って
手を振ろう

さよならは 言わない

今ここでつけた足跡を
覚えていて

後は雪降り積もる
白い道を

まっすぐ歩いて行こう

きっと白い道の先に
輝く春が待っている

ただ やわらかい雪が
貴方を暖め
守ってくれますように

黙ってそっと 手を振った

さよならは 言わない

振り返らなくていい

さよならは 言わない

またきっと 会えるから・・・
posted by 天羽悠衣 at 17:19| Comment(27) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月01日

夏の終わり

なごり蝉
色なき風に
流されて

夏がもうすぐ
さよならを告げる
posted by 天羽悠衣 at 10:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

霧の中の夢一輪

見えなくていい
聞こえなくていい

怖がりだから

見たくない
聞きたくない

白く閉ざされた
外側の世界を

ただ
霧を分けて
迎えに来る
貴方が
待ち遠しくて

自分の身を
抱きしめる

貴方のぬくもりを待って
ずっとうずくまっている

ここは霧の中の夢

ここは

夢の中の

霧・・・
posted by 天羽悠衣 at 07:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月09日

これきりの冬〜純白の花

花凍む
春の隙間に
冬の風

空から舞うは
冬名残の花
posted by 天羽悠衣 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

切ない春を、歌に。

風に乗り
雨をくぐり行く
梅の花
重なる涙は
思い出の時間(とき)

SINCE 2007
posted by 天羽悠衣 at 02:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月24日

春の雨のRequiem〜梅にかかる虹

梅の赤
梅の白

花にはじける
涙の雨

雨にぬれて
立ち尽くす

貴方の

好きだった歌が

歌を歌う声が

雨と一緒に大地へと

消えて

後に残るは
雨の歌だけ

太陽を
探していたんだ

南の島から来て
笑ってた貴方

せめて
雲が切れてから
雨が止んでから

見送りたかった

春を告げる
東風

風よ、乗せて
梅の匂いと優しい笑顔、魂を

雨が止んだら
虹を超えて
生まれ育った故郷へ

・・・おやすみなさい また会いましょう・・・

島唄を、聴きながら・・・

 

posted by 天羽悠衣 at 02:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月28日

雨夜夢〜灰色のわすれもの

降り注ぐ
雨の音
闇夜の中で
音だけが響く
瞳閉じれば
私の元にも
注ぐ雨
夢はいつでも
モノクローム
闇夜の黒を
溶かした雨は
夢の中まで
グレーに染めて

色無き風は
秋を告げ
色無き景色は
忘れた時を告げる
切なくてどこか
懐かしい
遠くて近い
雨の夜の夢
posted by 天羽悠衣 at 02:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月05日

あんずの実ひとつ

あんずの実を
口に入れて

甘酸っぱいのは
恋の味

あんずの実を
貴方にも分けて

貴方の口にも
恋の味

唇を二人
そっと重ねて

甘酸っぱいのは
キスの味

ふっとため息
香ってくるのは

甘酸っぱい
思い出の味

そっと二人で
肩を寄せて

吐息は淡い
セピアの香り

 

 

posted by 天羽悠衣 at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月04日

色無きうた

音さらう
色無き風は
冬の使者
ガラス色の空
映るもみじば
posted by 天羽悠衣 at 06:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月30日

たんぽぽ

image/windtimekey-2006-04-30T00:52:04-1.jpg
大輪の
花開け
夏の向日葵に
敵わずとも
春の光を
その身に受けて
輝け
大地の黄色い太陽

SINCE 2006
posted by 天羽悠衣 at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月03日

春の鼓動〜今から未来へ〜

雨にぬれ
光る緑
行過ぎる風は
少し温もりをはらむ

どこだろう
鳥の声が聞こえ
ふと立ち止まる

寒い冬にも
終わりがある
涙に似た雨の冷たさも
もう春を運ぶ輝きをはらんでいる

こぼれる雨を掬って
自分の足で歩き出して

緑の光を浴びて
思い切り地面を蹴って

幸せを運ぶ青い鳥
暖かい春の光
見出す為に

走り出さなきゃ
いけないと

春はすぐそこ
未来は今が示す先

自分の足で走らなければ
どこへも進めないのだから

SINCE 2006

posted by 天羽悠衣 at 01:41| Comment(0) | TrackBack(3) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月10日

雨降る夢

夜また夜の
闇の奥
ただ降り注ぐ
雫の音だけが
静寂を溶かしていく。
夜は雨に
沈んでいるか
冬は雨に
流されているか

私も雨に
流されようか

行き着く先は、闇夜の夢・・・

SINCE 2006
posted by 天羽悠衣 at 01:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月14日

雑想〜春風の予感〜

静寂の冬の隙間
ふと耳を澄ませば
春の足音
かすかな鼓動
かすかな温もり
かすかな春の調べ

長い沈黙の
時を経て
待ち侘びた

……もうすぐだよ
……もうすぐだよ

心待ちにする
花の蕾
木葉の芽
草のみどり
道行く人の心

……待ってね。もう少しだから……

SINCE 2006
posted by 天羽悠衣 at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月16日

風の行く手へ・・・

過ぎ行く風を
振り返り
色を失う
並木道

置き忘れた
思い出を
すべてさらって
そっと色を
消して行く

どこへ行く・・・?

信じていたのに
ひとかけの希望

呼んでも
叫んでも
帰らない人たち

希望もまるごと
風にさらわれ
開いた穴は
涙で埋まる

思い出ばかりが
駆け巡る
鮮やかな色で

霞まないうちに
落ち葉の下に
埋めよう

もう目を醒まさない
時間も 貴方も

風の行く手に
落ち葉を流す

流された希望と
心を 包むため

・・・そしてまた
・・・私は冷える

SINCE 2005
posted by 天羽悠衣 at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月25日

autumn wedding day

見上げる 空は
どこまでも 青く

風は 二人の間を
心地よく 吹き抜ける

今日 ここから
ゆっくりと 歩き出す

固く 手を取り合って

沢山の 色づいた木が
風に乗せて 葉を道へ敷き詰める

祝福の 絨毯のかわりに
色づいた道を ここへ

すべての人が
すべてのものが

おめでとうと 微笑んでいる

Happy wedding day
二つの思いを一つに重ね

Happy wedding day
今日は新しい道を歩くとき

これからいろんなドア
開けなければならないときも

手を重ねて開けば
怖くないよと

Happy wedding day
二つの歩みを一つにあわせ

Happy wedding day
今日から同じ道を歩く

秋を超え、寒い朝も
花開く朝も 輝くような朝も

二人でずっと
迎えて行きたいと

誓って、手を取り合った

今日、ここから
ゆっくりと 歩き出す

柔らかな風に
迎えられながら

二人の、明日に向かって・・・
posted by 天羽悠衣 at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月07日

嵐の中の祈り

大切な人の

無事を祈り

吹き荒れる風の中

そっと手を組む

風の中に

涙をはらみ

振りまかれても

もう・・・受け止められない

SINCE 2005
posted by 天羽悠衣 at 04:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月18日

桜散華〜辛さを知る人へ

桜の
花が
散る風に

任せ
まかせて
流れる時間

薄桃色の
花吹雪

若葉の
覗く
木の下で

ゆっくりと
歩き出す
貴方の

影を見送ろう

辛い事も
あった
そんな道を
そんな時間を

柔らかな
桜吹雪に
包み込み

涙もみんな
風に流して

影を 見送ろう

めぐり
めぐる
時間の中

桜は再び
咲くけれど

きっと 
この瞬間の
この桜色は

特別になるだろう

願わくば
次の桜が
咲く頃に

ほんの少し
奇跡があることを
祈りつつ

大きく
大きく
手を振って

・・・see you again、いつか、また・・・

SINCE 2005
posted by 天羽悠衣 at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月21日

ため息

振り向けば
誰でも

抱える思いは
あって

腕の中から
こぼれ

手の中からも
こぼれ

風がさらう
波がさらう

風が輝くのは
波がきらめくのは

忘れられた
思い

忘れたかった
思い

輝いていた
時間

そんなものを

さらっていった
から

さらさらと
こぼれ

きらきらと
ながれ

気がつけば
何も

手の中に
残らない

・・・そして
・・・振り返れない
・・・私は

ただ 前へと・・・

流れた思い出の
代わりを探す

SINCE 2005
posted by 天羽悠衣 at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月03日

ひらがな短歌〜流れ星三つ〜

ほしひとつ
ながれながれて
やねのうえ
ゆめにいざなう
このこのこころ

ゆめのなか
ながれるほしを
おいかけて
どこまでもとべ
かぜとながれて

ひかりのこる
ほしのかけらを
にぎりしめ
しあわせをねがう
しあわせなゆめ

SINCE 2005
posted by 天羽悠衣 at 02:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月28日

雑想〜Last moon magic

もう夜が明ける

空が白む

夢見る時間は終わり

朝が来る

これが最後の魔法

ひときわ強く輝く月は

ありったけの夢を

空に映し出す

夜の帳が上がり

山が

草が

木が

みんなが

目を覚ます

明るくなった

空の片隅には


たった一つ

 

魔法のかけら

 

 

また夜に会おう

 

 

そんな夢の名残・・・

 

SINCE 2005

posted by 天羽悠衣 at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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