2007年10月13日

秋色の……

鈴の音に
振り向いてみれば
透明な風が
吹き渡る

どこへいく
どこへいく

目を閉じれば
切ないまでに
心を過ぎる
風の気配

涙をどこへ、持って行く?
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2007年01月31日

風の中のひとりごと

ただ風に向かい

たたずんでいると

耳の横を行過ぎる囁きが

時々心をつかんでくる

冬の風の中に

春の予告を聞くと

じれる気持ちがうずきだす

そよ風の中に

懐かしい声を聞くと

心だけが風と一緒に

流されてしまいそうだ

一緒に連れて行って欲しい

私も・・・
posted by 天羽悠衣 at 02:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月08日

冬のあしおと

風のあしおとに
冬の訪れを聞く
極みまで澄もうとする風は
大地の音をさらう
生き物の鼓動をさらう
静まり返る
清き冬
風に舞う木の葉
受け止めて
息を潜めよ
静かに眠れよ

喜びの詩が
聞こえてくるまで……
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2006年08月24日

終わらない夏の朝

夏の形見の

朝顔は

紫の色を

輝かせ

朝の光を

吸い込んでいく

庭の片隅に

夏の名残

まだ秋は来ない。

SInce 2006

posted by 天羽悠衣 at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月19日

切ない雫

やまぬ雨音
部屋の隅
覗く花の上
滲む 雫
やまぬ雨音
部屋の中
電話にぎりしめ
滲む 涙

こんな雨の夜
こんなとき
貴方の声が
聞きたい なのに……

溢れる涙で
花が見えない
溢れる涙で
夢すら、見えない……

SINCE 2006
posted by 天羽悠衣 at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

アメフリ

雨の輪が
描く波模様
雨の輪が
描く涙模様
ガラスをなでたら
ただ 冷たい
濡れたシャツも
ただ 冷たい
もう流す涙なんか
ないと思ってたのに

頬に伝う
この温もりは……

SINCE 2006
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2006年05月20日

想い出を開く鍵

ただ忘れられた
想いを映す鏡
覗き込めば
柔らかな風とともに
時は巻き戻る
帰らない人がいる
帰らない時間
いつでも
覗きたい時は
手に取って

刻まれた時間を
再び輝かす

……風で落ちた
Photograph

SINCE 2006
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2006年04月07日

桜・賛歌

image/windtimekey-2006-04-07T03:10:47-1.jpg
薄桃色の花びらが

雫に映り

桃色が揺らいで

輝きを増す

春の喜びは

静かに噛み締めて

ひっそりと表す

派手なように見えて

静かさを湛える花

はかなく散るときは

夢のように

それでいて……

忘れられぬほど

美しい

SINCE 2006
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2006年03月28日

花のリレー

春の光が眩しくて
思わず目を細める

散った梅の花
咲いた桜の花

最後のひとひらに
流れ行く時を託して

次は我こそ
綺麗に咲かせると

流れる時を
風に乗せて

……輝いて 花びら

SINCE 2006
posted by 天羽悠衣 at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月20日

虚ろな瞳

ただ
夜の虚空を見つめる
人形の瞳が
悲しくて
何の言葉も発さない
その口元が
切なくて
開かれた戸口で
じっと見つめた
可愛いがってくれた主は
もう帰らない
淋しさと涙は
夜に 溶けて……

SINCE 2006
posted by 天羽悠衣 at 02:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

銀の視線

夜の街は
漆黒に沈み
色を失う
思わず見上げた星は
何よりも遠く
手を伸ばしては
白いため息をつくばかり

黒く染まる
孤独な帰り道を
夜空は薄目を開けて
ただ じっと見ていた

SINCE 2006
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2006年01月23日

閉鎖

部屋の片隅で
そっと縮こまる
広い
私はなんて小さい

詰める思い出も無く
一人で佇む
部屋の気温に
心ごと冷やされて

凍った時間は
誰も溶かせない

SINCE 2006
posted by 天羽悠衣 at 03:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月18日

夢・幻想

風に流されて
星のひかりが
流れて来る
夢へ連れて行って
冷たく 暖かい星
澄んだひかりに
手を伸ばし
夜空へと飛んで行く

輝く三日月の上で
そっと目を閉じて
優しいハンモック
今宵はまた
夢のゆめを……

since 2006
posted by 天羽悠衣 at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月15日

朝靄月

名残惜しそうに
光を残す月
夜と朝の境目の
街を静かに映す
雲を分けるように
靄を分けるように
注ぐ光
自らの中にも
最後の夜を刻み付けて
帰って行く
ゆっくりと

……山の影へ

SINCE 2006
posted by 天羽悠衣 at 07:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月16日

秋風を探す者

秋風にさらわれた
ぬくもりを探して
さまよう旅人は
色なき風に
冷えてゆく
失いたくない
大切な物を
小声で しかし
力を込めて
呼びながら

SINCE 2005
posted by 天羽悠衣 at 03:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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秋風にさらわれた
ぬくもりを探して
さまよう旅人は
色なき風に
冷えてゆく
失いたくない
大切な物を
小声で しかし
力を込めて
呼びながら

SINCE 2005
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2005年10月20日

霜降

窓から降りる
夜の気配を
体ごと
感じて

カーテンのように
揺れる冷気に
凍って行くのを
一人で感じる
心ごと……

SINCE 2005
posted by 天羽悠衣 at 02:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月17日

散歩道

赤いレンガに
降り積もる
黄色のイチョウ

 振り返れば
 セピアに色付く
 散歩道

――振り向くと
  手を振ってくれるのは
  微笑んでくれるのは

  誰……?

SINCE 2005
posted by 天羽悠衣 at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏の忘れ物

寄せては返す
波の音
どこまでも青い
   水平線
    きらきら きらきら
     輝いているのは
      秋風の
       運び忘れた
        夏の名残

SINCE 2005
posted by 天羽悠衣 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

花火

込み上げてきた思いは

花のように開く炎とともに

吹き出して

言葉にならずに

宙に散って消えた

言葉になるはずの

かたまりは

どこへ行けばよい?

 

今も心に

  ひっかかる・・・

posted by 天羽悠衣 at 00:57| Comment(1) | TrackBack(0) | 一筆箋・雨の日さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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